システム時刻

最新のオペレーティングシステムは、2つのタイプのクロックを区別します。
リアルタイムクロック (RTC) は、一般にハードウェアクロック と呼ばれます。
これは通常、システムボード上の集積回路で、オペレーティングシステムの現行状態からは完全に独立しており、
コンピューターがシャットダウンしても稼働しています。
システムクロックはソフトウェアクロック とも呼ばれ、カーネルが維持し、その初期値はリアルタイムクロックに基づいています。
システムが起動するとシステムクロックは初期化され、リアルタイムクロックとは完全に独立したものになります。
リアルタイムクロックは、ローカルタイムか協定世界時(UTC)のいずれかを使うことができます。
リアルタイムクロックが UTC を使うように設定すると、システムクロックは使用中のタイムゾーンにその時間差を適用して計算され、
該当する場合は、夏時間(DST)も同様に計算されます。
対照的に、ローカルタイムは存在地のタイムゾーンにおける実際の時間を表します。
ほとんどの場合は、UTC の使用が推奨されます。

システム全般の時刻状況を確認

# timedatectl

タイムゾーンの変更

# timedatectl set-timezone Asia/Tokyo

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