ホスト名の設定
ホスト名には概念的に3つのクラスが定義されているs
- 「static」
従来の hostname で、ユーザーが選択することができ/etc/hostnameファイルに保存される - 「transient」
カーネルによって維持される動的なホスト名
デフォルトでは static ホスト名に初期化され、その値は「localhost」になります。ランタイム時にDHCPまたはmDNSによる変更が可能 - 「pretty」
ユーザーに自由形式の UTF8 ホスト名を提示するもの
ホスト名の確認
# hostnamectl status
ホスト名の設定
# hostnamectl set-hostname ${HOST_NAME}
※ nmcli
コマンドでもパラメータの設定を出来るが、hostnamed
には反映されない
※hostname
はhostnamed
とNetworkManager
両方で別々に管理されているため注意が必要
nmcli
でhostname
を変更した場合hostnamed
を再起動する必要がある
# systemctl restart systemd-hostnamed
hostsには今までどおり手動で追記する
# vim /etc/hosts
127.0.0.1 localhost localhost.localdomain localhost4 localhost4.localdomain4
::1 localhost localhost.localdomain localhost6 localhost6.localdomain6
192.168.1.2 servername
※デフォルトではループバックアドレスに対しての記述があるが、特に理由がない限りは削除したり追記したりしないようにする
ミドルウェアによっては意識しているサービスがあり、動作に影響があるため(らしい)