AWS SSL証明書の発行
ここではtokyoリージョンで利用するSSL証明書の申請を行う。
ACMで管理するSSL証明書はリージョンで別となっており、CDNで利用する場合はUSリージョンでSSL証明書申請をする必要がある。
逆にUSリージョンで申請したSSL証明書はTokyoリージョンのELBでは利用できない。
DNS環境の用意
AWSでSSL証明書を申請する際にはドメイン認証となります。
事前にドメインを管理するDNSサーバを立てておく必要がある。
ここではR53を利用した場合の手順とする。
SESの準備
AWSでSSL証明書を申請する際にはドメイン認証となります。
ドメイン認証の際には下記アドレス宛にメールが飛ぶため受信できる環境が必要になる。
ここではSESにてメールを受信する手順にて行う。
- admin@<ドメイン>
- administrator@<ドメイン>
- hostmaster@<ドメイン>
- postmaster@<ドメイン>
- webmaster@<ドメイン>
受信したいメールドメイン名を入力
入力後、登録するべきDNS情報が提示されるので、自前のDNSか、 当ドメインのR53ゾーンを持っている場合は「Use Route53」を選択する。
確認画面が表示されるので、チェック項目を確認して登録
設定が完了すると、SESは認証中の画面になる
R53を利用するとした場合、自動でレコードが登録されている
認証が完了すると下記ステータスになる
メール受信設定
受信ドメインの設定
メールドメインを指定し「Add Recipient」
受信メールの受付先を指定
ここではS3を選択、新規バケット作成を選択します。
それ以外には配信のルールを設けないため最後にSTOP Ruleを指定します
ルール名を指定して保存
バケットも作成されている
証明書の申請
取得したいドメインの証明書をACMで申請
申請すると作成したバケットに幾つかファイルが配信されます。
どのファイルでもいいですが、メール文内のURLを選択すると下記のような認証画面になります
「I Approve」で認証するとACMの状態が認証完了となります。
以上でSSL証明書の発行完了となります