インターネットゲートウェイ
インターネットゲートウェイは、VPC のインスタンスとインターネットとの間の通信を可能にする VPC コンポーネントであり、冗長性と高い可用性を備えており、水平スケーリングが可能です。
そのため、ネットワークトラフィックに課される可用性のリスクや帯域幅の制約はありません。
インターネットゲートウェイは 2 つの目的を果たします。1 つは、インターネットでルーティング可能なトラフィックの送信先を VPC のルートテーブルに追加することです。
もう 1 つは、パブリック IPv4 アドレスが割り当てられているインスタンスに対してネットワークアドレス変換 (NAT) を行うことです。
インターネットゲートウェイは、IPv4 トラフィックおよび IPv6 トラフィックをサポートしています。
http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonVPC/latest/UserGuide/VPC_Internet_Gateway.html
インターネットゲートウェイを使用するには、インターネットゲートウェイにインターネット経由のトラフィックが流れるルートをサブネットのルートテーブルに追加する必要があります。
そのルートに流れるトラフィックの送信先としては、明示的に既知でない送信先 (IPv4 の場合は0.0.0.0/0、IPv6 の場合は::/0) を指定することも、特定の IP アドレス範囲の送信先 (AWS の外側にある会社のパブリックエンドポイントのパブリック IPv4 アドレスや、VPC の外側にある他の Amazon EC2 インスタンスの Elastic IP アドレスなど) を指定することもできます。
サブネットに関連付けられているルートテーブルにインターネットゲートウェイへのルートがある場合、そのサブネットは「パブリックサブネット」と呼ばれます。
インターネットゲートウェイの関連付け
ルートテーブルはVPC作成時にデフォルトで作成され、アタッチされます
サブネットとインターネットゲートウェイを紐付けるためルーティングテーブルを追加
制限
- リージョン当たりのカスタマーゲートウェイの数:50
- リージョン当たりのインターネットゲートウェイの数:5
- リージョン当たりの仮想プライベートゲートウェイの数:5